断捨離できた時に考えていた「たった1つ」のこと

「断捨離しようと思うけど、
なかなか進まない」

「家を片付けたいけど
どこから手を付けたらいいか
わからない」

「断捨離失敗した・・・」

という方に

断捨離の始め方、
断捨離を始める時の考え方
のコツの参考になるよう、

ある日、意識することなく
断捨離が始まった
私自身の体験を
お伝えいたします。

断捨離が始まった日のこと

2017年3月、
私は3歳の娘と
生まれて数か月の息子を抱えたまま

救急搬送されました。

 

頭痛、嘔吐、めまい、、、
MRIやCTスキャンされながら

脳梗塞など
命に係わる事態の可能性
であることを意識しました。

「このまま死ぬかもしれない」

と思いながら
人生を振り返っていました。

そして無事に生還したその日から、
自分の『物』を捨て始めました。

意識することなく、
断捨離が始まった日でもあります。

死ぬかもしれないと思いながら後悔したこと

「このまま死ぬかもしれない」

 

死んだらどうなるんだろう。

子供たちは
夫や親族が居るし
最悪、行政ってことになるから
たくましく生きていけるとして・・・

葬式とかやって、
ちょっとしたら
夫とか母が私の物を
処分する日が来るんだろうな。

そして・・・

そして
私の私物が
見られ放題の時が来る!?

管理人ネコダは
絵を描くのが趣味でした

小さいころから
思春期はもちろん、
そこそこの年齢になるまでの
たくさんの自由帳やイラストを
とっておいたのです

自分の歴史だし、
頑張って描いたし、
何かしら思い出があったし、、

ですが同時に

黒歴史的な作品も
多かったのです。

ちょっとかっこつけた作品とか、
思春期にありがちな
チープなファンタジー的な作品とか(笑)

 

絶対に
見られたくない!!!

死んでも
見られたくない!!!

仮に幽霊とかに
なっちゃったりしてたら、

それを見つけた
夫とか母とかの横にいるなんて・・・

赤面じゃ済まない。

二度目の死を迎える。

 

と思いました

本気で思いました

断捨離直前、考えていた「たった1つのこと」

そうです

生きて帰ることができたら、

見られたら
嫌なものを
さっさと処分
しなければ!!!

とだけ
考えていました。

考えましたが、
もちろんこのことは
誰にも言っておりません。

 

こうして、
診断結果は
産後の疲労による片頭痛
ということで点滴を受け、

無事に深夜帰宅。

 

翌朝、主人を送り出した直後に

すぐに不用品(と言う名の黒歴史)
を処分しにかかりました。

見られて嫌な物や使う予定がないものは不要

その時は
片頭痛という診断結果でしたが、
母が脳梗塞を起こした過去があり

やはり
自分もいつそうなるかは
わかりません。

 

自分が明日死んでも
恥ずかしくないように

その日から必死で捨てました。

もう本当に必死で捨てました。

 

次に捨てたのは
引き出し内のガラクタ。

高価なものは一旦取り置き、
そこから毎日ゴミ袋に
バンバン捨てました。

いつ死ぬか
わからないんですから。

 

出てくる出てくる、
死んだ後に誰かに

「何でこんなもん
とっといたんだ?(笑)」

「こんなのいつ使うの(笑)」

なガラクタ達。

 

価値のないガラクタを
数か月に渡り毎日ゴミ袋へ
入れ続けました。

効率的に捨てるため、
ゴミ袋はゴミ箱とは別に

常に主要な部屋に
1袋置き

普段の生活の中でも
「不要」と思ったら
すぐ捨てられるような状態に。

実家に用事があって
帰った時にさえ
自分の物はないか
探して捨ててきました。

断捨離で捨てた実家のもの
実家にあった私物の処分

読まない漫画、
子供に読んでほしくない漫画(笑)
は宅配買取。

使ってない洋服、
食器はリサイクルショップへ持っていき、
買取不可のものはゴミとして処分。

 

食器が減ったので
食器棚はメルカリで売却

洋服や細かな不用品がなくなったので
ベッド下の収納ケースもメルカリで売却

 

細かなものから捨てていき、
大きい物でも使わないものは
徐々に処分。

 

こうして約3ヶ月ほどで

明日死んでも
恥ずかしくないレベルまで
物が減りました。

途中で
「これ、断捨離ってやつか」
と気づきましたが、

初めはとにかく
そんなことも気にしてられないくらいでした。

物が減っても断捨離は続く

ガラクタや恥ずかしいものは
なくなりましたが、

次に手をつけたものは

高価なものでした。

頂きものだったり、
ブランドものだったりするものです。

「使ってないけど、高いし・・・」
と思って処分できなかったのです。

 

が、ここで断捨離に夢中になりすぎて
再就職が捗らず、

無収入が続いて
しまいました。

(笑)

本当は4月から
働く予定だったんですけど。。。

お金に困ったからこそ
使っていないものを
お金にする決心がつきます。

価値あるものでも
自分が使わないものは
売却することにしました。

でも惜しい気持ちが残る物も
もちろんありました。

 

そこで

惜しい気持ちのないもの

貴金属店へ行きすぐに売却、

惜しい気持ちはあるけど
使う予定のないもの

売ってもいい、
と思える金額で
メルカリやヤフオクに出品、

と分けました。

 

これであと腐れなく
換金したのです。

貴金属店より
フリマサイトやオークションの方が
明らかに値段が高いです。

平均で3倍近くは
高く売ることができました。

 

その代わり、
よほどの価値があるものでない限りは
売れるのに時間はかかります。

※一応ですが、
さすがに主人からの贈り物は
売ってません(笑)

 

同時進行で仕事先も決まりました。

この頃には
家はあらかた片付いていたので
仕事があっても
特に問題はありませんでした。

ネットで売却の連絡が来たときだけ、
配送の手配をするくらいの手間でした。

そして今も続く断捨離

あれから数年程
経とうとしていますが、

今も断捨離は
続いています。

 

この日本で普通に生きると
どうしても物が増えがちですが、

なるべく
物の量は一定になるよう意識する
のが当たり前になりました。

 

意外に終わらないのが
洋服と書類です。

洋服は1年経って初めて
「あれ?これ着てないかも?」
と気づくことがあります。

書類も大事だと思ってとっておいても、
1年後に「これ、要らなかった」
と気づくのです。

なのでまだ私の断捨離は続きそうです。

まとめ

以上、
断捨離が始まった時のことを
お伝えしました。

 

ちなみに疲れていると
断捨離が滞ったりします(笑)

部屋が汚い・・・
と思った時は疲れている
証拠なのでしょう。

まずは寝て、
元気になるところからです。

 

そして起きたら、

死んだ後に
見られて恥ずかしい
ものは即刻捨てましょう。

良い断捨離ライフを!