3児の子持ちワーキングマザーのネコダです。
いわゆる昔から見かける(?)生保レディーはご存じでしょうか。
ニッセイこと日本生命、第一生命、大同生命、大樹生命、
富国生命、明治安田生命、朝日生命・・・
前々からしつこk・・・いえ、熱心に
「うちの仕事をやらないか」と声をかけてくださっていた
大手生命保険会社の方がいらっしゃいまして
火の車の家計の事もあるので
「とりあえずやってみっか」程度の気持ちで
(前回の家事代行の仕事が
とっても楽しくなってきた所だったので)
保険営業の研修に参加してきました。
悪名高い生保営業…どんな所業が待っているのでしょう。
オラわくわくっすぞ!!!
1.会社説明会への参加
どこの大手生命保険会社もほぼ一緒な様子です。
各営業所や営業部を管轄する支社があります。
その支社で会社説明会と適性検査を受けました。
大体福利厚生の話をされて
「いい事ばっかりあるよ!!」
という感じの内容なのですが
公的な補助まで「うちの会社では・・・」
と話しているのは少し疑問です。
例えばで言うと
出産一時金が出ます!!
とか言ってましたけど
それは専業主婦でも出ますから。
国民健康保険でもちゃんと同額でます。
(2020年2月現在42万円です)
あと
育児休暇取れます!!
とか言ってましたけど
基本的にどの企業でも取らせなければいけません。
これは正社員や非正規雇用(パート・アルバイト)関係ありません。
ネコダも危うく辞職の所を
「そうですか、
妊娠したら辞職だって言われたって
労基署に言ってきますね・・・」
と録音しつつ泣きながら言ったら手続きしてくれました。
付け加え、育休中のお金は会社ではなく
雇用保険から出ます。
(2020年2月現在月間平均給与の3分の2です
ただいまそれを80%まで上げる方向で進んでいる模様です)
それに
「時短勤務できます!!」
と言うのも未就学児が居る場合、
企業は希望者には取らせねばなりません。
世のお母さんご安心ください。
労働法などは企業ではなく
労働者を守るための法律です。
2.適性検査・謎の作文・面接
説明会を受けたあとに
適性検査を受けさせられます。
内容は簡単な漢字の読みや算数の問題です。
簡単は簡単なのですが、
漢字めっちゃ苦手!!! とか
分数の掛け算は無理!!! とか
小学校レベルでも微妙な人は落ちるかもしれません。
大抵受かります。
次は作文です。
やる気があろうとなかろうと
これからの意気込みを書かされます。
この辺は企業ごとに違うかもしれません。
そして面接。
会社の規定などを確認されて、
入社希望の理由などをお話します。
3.合格後、約2週間の研修と言う名の試験勉強
さて、ここからが本番です。
都心にある本社や本社周辺の支社で
一般課程試験
に向けての猛勉強が始まります。
2週間この試験だけのために1日約5~6時間缶詰です。
ほぼ合格できます。
ネコダが受けた会社では
この間は時間給ぐらいの研修費と交通費実費、
あとお弁当が出ます。
一般課程試験に合格しないと
そもそも生命保険が売れません。
普通に一個人として受けると70点で合格ですが
大手生命保険会社の場合
90点が合格点な所がほとんどです。
でも下手な予備校より効率が良く勉強できるので
ちゃんと講義を聞いて模擬試験をやれば
100点も思ったより楽にとれますのでご安心を。
4.試験日と合格発表
試験日は毎月20日前後、13:30くらいから始まります。
持ち物は電卓と筆記用具と時計。
試験時間は1時間。
開始10分後には退出できます。
ネコダの場合、
試験終了後に受験会場から講義室に戻り、
早く来た人2人で答えを確認して
お互いに自己採点してその日は帰りでした。
試験結果は土日祝日を除く2営業日後にわかります。
5.やっと普通の社会人研修
試験を受けた後は引き続き同じ場所で社会人研修です。
身だしなみやマナー、
会社の方針や規定などを学んでいきます。
多分、眠くなります。
これらが終わり、試験に無事合格していると
翌月から営業所を管轄する支社などでの研修へうつります。
ここまでは楽勝です。
大学受験以来の猛勉強で
脳みそが久々にポカポカしました。
そして
本番の幕開けです。
続く。
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